まだ生まれたばっかりだと思っていた赤ちゃんも気づけばずりばい、ハイハイをするようになり部屋中を縦横無尽に動き回るようになります。
成長した赤ちゃんを危険から守るアイテムがベビーゲートです。
赤ちゃんがいるお家ではベビーゲートを何か所か設置することになると思いますが、特に階段は大人でも落ちたら大怪我をする恐れがある箇所なのでしっかりと安全対策をしなければなりません。
この記事ではベビーゲートを実際に1か月間使ってみて良かったことや悪かったことなどをご紹介します。ベビーゲートの購入を検討されているママやパパはぜひ参考にしてみてください。
我が家で購入したベビーゲート
我が家では日本育児のスルする~とゲイトを購入しました!
これを選んだ理由は下記の4点です。
- 足元に部品がないためつまづく心配がない
- 収納時コンパクトなので通行の邪魔にならず、見た目スッキリ
- タイマー式ロックでロックかけ忘れや子供にいたずらされる心配なし
- 保障期間が1年間で他のロール式ベビーゲートより長い
スルする~とゲイトの設置
梱包はされておらず、下図の製品のパッケージ状態で配送されてきました。私は特に気になりませんが、中には嫌だと感じる人はいそうです。
開封すると、
- 説明書
- 本体
- 型紙A/B
- 補助版×2枚
- 本体取り付け用フック上下
- 受け側取り付け用フック上下
- ボルト
- 説明書
が入っていました。型紙(A,Bと書いてあるもの)が折れ曲がっていた点が残念でした。
補助板に本体取り付け用フックと受け側取り付け用フックをねじ止めした後、DIYで作った柱に固定していきます。
下記事でDIYで柱を作る方法を解説しています。
ちなみに、電動ドリルがないとねじ止めがかなり難しいです。家具を作る際などにも使えるので1家に1台あると良いと思います。
わたしが使用しているのはBOSCH製の電動ドリルですが、軽量でトルク調整が細かくできたり、バッテリーの持ちが良かったりとおすすめできます。
20分ほどで取り付け完了。収納状態はかなりコンパクトですね。
ロールを閉めるとこんな感じ。ちょっとやそっとのアタックではびくともしません。
スルする~とゲイトの良かった点
安全性が高い
赤ちゃんがゲートでつかまり立ちをして手を乱暴に動かしたこともありましたが、全然ぐらつく様子もなく強度面は問題ないと感じました。
また、大人が通行する際に足元に部品がないのでまたぐ必要がなくスッキリしているのも良いです。大人も階段上でつまづいたら危ないですからね。
ロール式なので収納状態がコンパクトで荷物を持って通る際も邪魔になりません。
ロックのシステムに関しても、ロックを解除する操作を行うと約8秒後には再びロックが掛かる仕組みなのでロックをかけ忘れる心配がなく安心でき満足しています。
設置が簡単で自由度が高い
穴をあける位置が分かるガイドが付属していたので穴あけ位置がずれて,部品がはまらないということはなく、カンタンかつスムーズに設置することができました。
ロール式なので壁に対して必ずしも垂直に設置する必要がない点も嬉しい利点です。
階段に設置する場合だと手すりをよける必要が出てくることも考えられるので設置自由度はかなり高く融通が利きます。
スルする~とゲイトの悪かった点
壁へのねじ止めが必要
階段上に設置可能なベビーゲートは壁にねじ止めするタイプのものに限定されます。
賃貸アパートにお住まい方にとっては壁への穴あけは抵抗ありますよね。
しかし階段上に設置する製品の特性上、ベビーゲートごと赤ちゃんが階段から落ちてはならないため、強度を確保するのにねじ止めはどうしても必要になります。
開け閉めの操作性がいまひとつ
めちゃくちゃ不満ということでもありませんが強いて言えば開け閉めがやりづらいです。
開く際は、ロールを巻き取る力が結構強いのでしっかりと掴んでいないと手から離れて勢いよく巻き取られます。
閉める際は、下側に引っ掛けてから上側を固定するのですが片手ではなかなか下側に引っ掛かることが難しいです。
他のロール式ベビーゲートと比較
商品名 | スルする~とゲイト | ゲートルプラス | キディガード アヴァント |
メーカ | 日本育児 | ネビオ | ラスカル |
取り付け幅[cm] | ~115 | ~140 | ~120 |
高さ[cm] | 90 | 88 | 80 |
ロック機能 | タイマー式ロック | フックのみ | 自動ロック |
ロール部の素材 | 非フタル酸PVC | 記載なし | 非フタル酸系PVC (防炎加工済) |
幅木対応 | 補助板の加工で対応 | 3・6・9mmに対応 | 非対応 |
対象年齢 | 6~24ヶ月頃 | 6~24ヶ月頃 | 6~24ヶ月頃 |
実勢価格[円] | 9,800 | 7,980 | 16,482 |
ゲートルプラスは取り付け幅が広く、幅木対応、価格が安くて優秀です。しかし、ロック機能がなくて引っ掛けるだけの構造なのがちょっと心配です。
キディガード アヴァントは自動ロックがありますが、少々お高めの値段です。メタリックボディでデザイン性は高いです。
まとめ
スルする~とゲイトは日本のメーカーでロック機能を備えており安全性が高く、価格もお手頃なのでコストパフォーマンスが高い製品と言えます。